猫屋敷+

TRPGサークル グループねこぢゃらしの活動記録

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★57

「この方がいっぱい入ってそうじゃない?」
「そりゃあそうだな」
 あなたの意見に得心が行ったという表情をしたパピヨンに頼んで、少しきついつづらの蓋を持ち上げた。

「きゃあぁぁぁぁぁ」

 蓋を持ち上げたとたん、中からとんでもない量の煙が噴出してあたり一帯を1m先も見えない濃霧状態にしてしまう。
「道央道の地吹雪じゃあるまいし、なによこれ?!」
 あなたが叫んだとたん、唐突に濃霧は収まった。
 幾分咳き込みながらあなたはつづらのほうに手を伸ばした。
「ちょっと、大丈夫だった?パピヨン」
 あなたの指に触れたのは、張りのある長い毛。皮下の筋肉が感じられる硬い肌。冷たい鼻の頭に、パタパタと音を立てる尻尾。しっぽ?!

 目の前に居るのは、お座りの姿勢で尻尾をぶん回し、へっへっと舌を出して悲しげな瞳でこちらを見上げている、あなたの腕に納まりそうな大きさの、黒い犬、だった。

「どうしよう、コレ?」

BAD END


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