ねこぢゃらし

ねこぢゃらし

「お前たちは相変わらずだねぇ。待ちくたびれたよ」

 滾々と湧き出る泉の中央に、美しい裸身をさらして佇んでいたのは…パピ兄だった。

「気をつけて、あの下はスキュラかも知れないわ!って何で生きてるのよ!」
「ふふふ、確かにモンスターだがそんな無粋なものではないよ。それに、私がここにいるのは『オヤクソク』だ」
「うん、それじゃあしょうがないね」
「レッド…とりあえず、あなた泉から出てくれない?私たちこの水を持って帰らなきゃならないの」
「じゃあ、この場所を明け渡したら君たちは私に何をくれるんだい?」
 艶やかに微笑むパピ兄に答えを迫られ、レッドもカレー玉子も途方にくれた顔をしている。そこであなたは?

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